轟く雷鳴に思う


突然のバケツをひっくり返したような雨と稲妻
そして家が揺れるほどの雷鳴の中で書いています
日々の暮らしが一瞬にして奪われた広島原爆忌の今日
人々の無念の涙なのかもしれない と思いつつ
度々ご紹介してまいりました良寛さん辞世の句
ご依頼賜わり まだ揮毫の過程ですが
アップさせていただきます

うらを見せ
おもてを見せて
散るもみじ

授かったこの身体で
すべては過ぎ去ってゆく中
さまざまなアトラクションに乗り体験し
使い切ったと言えずとも
できるだけ軽やかになってお返ししたいものです
… special to me …
誰もが 誰かにとっての特別な存在であることを
胸に刻み 手を合わせ祈ります
生かしていただきありがとうございます

万里子拝