ひかる人


私をぬぐらせてしまい
そこのとこへひかるような人をたたせたい

八木重吉 詩「ひかる人」


想像めぐらせています
ひかるような人 とはどんな面立ちで
どんなふうに動くのだろう と
自分が とか 私が と主張している
拭いたい私 と対局にいる人だろうか
則天去私
小さな私にとらわれることなく
大自然やその流れに身を委ねる
そんな境地に至りたい と
願いながら生きる人こそが
ひかる人 なのかもしれません
重吉の切なる願いがあふれているようで
とてもいとおしい気持ちになります

ありがとうございます