春隣


「最善を祈り 最悪に備える」
回復の見込み難しい病床の家族を思う
ドラマのワンシーンで交わされた台詞でした
この心構えはどんな時も留めておいた方がいい時節に
私たちはいるのではないかと
改めてはっとさせられました

私ごとで恐縮ですが
昨年12月から体調不良に長く悩まされておりました
移動するにも買い物するにも直ぐにバテてしまい
立ち話すら直ぐ顔面蒼白になる始末…
身体の声には普段から耳を傾けてきたつもりでしたが
今まで通りのケアでは持ち上げられないと判断し
看板文字を揮毫させていただいた
漢方相談薬局「雫」さんへ駆け込みました
薬剤師さんとしてのキャリアのみならず
国際中医師資格をお持ちの新田知枝先生
問診舌診などのカウンセリングはもちろんですが
その人の陥っている状態をしっかり見極めようと
努められるその向き合い方や
変化していく体調を見逃さずきめ細やかに
処方しアドバイスくださる姿勢は有り難い限りです
おかげさまで薄紙を剥ぐように日毎に軽くなってまいりました
東洋医学が好きな私にとって
陰虚陽虚 裏熱裏寒…改めて漢方の奥深さとその力を実感する機会となりました
思いのほか消耗していたエネルギーを
何かしらで補っていく年齢であることを素直に認め 笑笑
抗わず受け入れ 自身を許してやりたい今日この頃です

皆さまにおかれましても
揺らぐ季節に備え
できるだけ心身整え
明るい春を迎えられますように

ありがとうございます