花衣


少し遅れて満開を迎える当地の桜の樹の下を
こんな気持ちで歩くことになるとは
寒い冬の日にはまだ想像していませんでした
が だからこそ
麗かな明るい陽も
澄んだ青空も
お墓に供えたスプレー菊の鮮やかな黄色も
すべて残らず嬉しむこともできるのかもしれません
とどのつまり…
人事を尽くし天命を待つ
そして密かに
神風を祈りつつ…

ありがとうございます