春のみず


死のうかとおもう
そのかんがえが
ひょいとのくと
じつに
もったいないこころが
そこのとこに すわってた

八木重吉 詩


春のみず という題の中に書かれた詩のひとつです
強烈な書き出しにもかかわらず
じんわりと心の奥底が温もり
安堵さえ感じるのです
授かった身体と心
いつかお返しするその日まで
慈しみをもって使い切りたいものです

寒暖差著しく不調感じる方も
多くいらっしゃるかと思います
どうぞご自愛くださいませ

ありがとうございます